TOPへ

陰茎折症

陰茎折症(せっしょう)とは

勃起中に陰茎に強い外力が加わることで陰茎の白膜が断裂して、陰茎が著しく腫れたり、変形する外傷です。
陰茎折症が起こることは非常に稀ですが、早期に手術をして断裂した白膜を縫い合わせる必要があります。

陰茎折症の症状は?

陰茎折症の症状は? 陰茎の腫れ、疼痛、変形、陰茎の皮下出血による暗赤色の変色などがあります。
白膜が断裂する時に「ポキッ」という音とともに痛みを感じだすのが特徴的です。

陰茎折症の原因

陰茎折症は勃起時に起こります。自慰行為や、無理な体勢での性行為、早朝勃起時に寝返りを打った際など、陰茎に強い外力が加わると陰茎海綿体を被う白膜が断裂します。勃起時は陰茎海綿体には血液が充満しており、白膜が断裂することで海綿体から出血を起こし陰茎が腫れてしまいます。

陰茎折症の検査・診断

MRI検査を行ない、白膜の断裂部位を確認します。

陰茎折症の治療

白膜縫合術で断裂した白膜を縫い合わせます。
治療後に勃起障害や陰茎屈曲などの後遺症が生じることがあります。